日本人DJで唯一、ULTRA KOREA 2014のメインステージに立ったKSUKEの裏の顔。

毎週迎える全52組のゲストDJ/アーティストが選曲したプレイリストとともに、その“アーティスト像の裏側”= “BEHIND THE MIX”を探っていく『RDMS Powered by SMIRNOFF』。

ゲストの選曲から導き出される、バックグラウンド、歴史、価値観、哲学に迫る!

第3回目は、邦EDMシーンの第一線で活躍を続けるDJ、KSUKEが登場。2011年に独学でDJをスタートすると、2014年には早くも大舞台『ULTRA KOREA 2014』に出演。同年初開催となった『ULTRA JAPAN 2014』ではメインステージのアクトに抜擢され、数万人のオーディエンスを熱狂させたるなど、いまもっとも注目を集める若手DJ。そんなKSUKEの“裏の顔”にプレイリストから迫る!

CHOICE 1
ベーシストとしての思い出も詰まってる……? バンド時代の“青春”の一曲
Arctic Monkeys “When the sun goes down”

「高校のときに洋楽好きの友達に薦められて聴いたら、ガツンとやられました。この曲が僕の洋楽に入るきっかけですね。当時コピーバンドでベースをやっていたんですけど、この曲はベースが本当にかっこいい!」

00年代のUKを代表するロックバンドであるアークティック・モンキーズ。彼らが2006年にリリースし、数々の記録を打ち立てた1stアルバム「Whatever People Say I Am, That’s What I’m Not」に収録のこの曲は、先行シングルとしてリリースされたアークティック・モンキーズ初期の代表曲。
EDMを代表するDJであるKSUKEのルーツにあるのは、王道のロックだったというのはちょっと意外!?

CHOICE 2
映画のサントラからの好きな一曲
Trent Reznor and Atticus Ross “HAND COVERS BRUISE REPRISE”

「『ソーシャル・ネットワーク』を観てるときに、すごいBGMが良くて、シャザムしてたんですよ(楽曲を聴かせると、曲名を答えてくれるiPhoneアプリ)。映画も大好きで何十回も観てます。テンポがいいんで、何度観ても飽きないんですよ」

ナイン・インチ・ネイルズの活動で知られるトレント・レズナーが、『ドラゴン・タトゥーの女』『ブロークンシティ』など数多くのサウンドトラックを手がけてきたアッティカス・ロスとタッグを組んで制作した曲。2人は2010年にこの『ソーシャル・ネットワーク』のサウンドトラックでゴールデングローブ賞とグラミー賞を獲得している。
楽曲自体はノイズ寄りの静かな曲調となっており、アッパーで高揚感抜群のプレイで知られるKSUKEがこのような楽曲をセレクトしたのは意外性抜群。

CHOICE 3
女の子を口説くときにかけたいムーディーな一曲
Taylor Swift “This Love”

itunes

This Love
Taylor Swift

ジャンル: ポップ, ミュージック

「テイラー・スウィフトは僕と同じ年齢なんです。でも、最近聴き始めた“テイラー初心者”です(笑)。この曲は、恋愛を歌ったものだと知らなくて、初めて聴いた時にすごく気持ちよくて、単純に心地よかったんですよね」

と、このような発言を見ると、きっとKSUKEは、初めて聴いて自分のアンテナにかかった曲は、シャザムするのだろうと容易に想像ができる。本当に音楽が好きで、気になった曲はすぐチェック。こういった姿勢が短期間でトップDJに上り詰める要因のひとつになったのかもしれない。

CHOICE 4
リラックスしたい時に聴く曲
Adrian Lux “Teenage Crime (Axwell & Henrik B Remode)”

「2013年のアヴィーチーのプロモミックスに収録されていて、すごいいい曲だなって思ったんです。有名なDJのミックスは常にチェックしていますし、学ぶところが多いです。
この曲は寝る時に聴くことが多いですね。音量を小さくして聴くと本当に心地よい!ギリギリ聴こえないくらいの音量がおすすめです!(笑)」

一聴すると、4つ打ちのフロアユースな楽曲。クラブやフェスでかかるとヒートアップしてしまいそうだが、KSUKEの言う通り、ボリュームダウンするとアンビエントハウスのように聴こえるから不思議。寝る前に聴くときは必ず音量小さめで! でないと、逆に目が冴えてしまうかも……。

CHOICE 5
リアルタイムで体験することは出来なかったけど……。
先輩世代のダンスミュージックシーンで気になっていた曲
YOJI BIOMEHANIKA “Look At The Heaven”

itunes

Look At The Heaven
YOJI BIOMEHANIKA

ジャンル: ダンス, ミュージック

「ダントツでYOJIさんですね! 名古屋のクラブイベントに出演しているときに遊びにいったんです。『うわ~、なんだこの人!』ってすごく衝撃を受けました。天国に行けちゃいそうな音楽ですよね。同じイベントに出てみたいです!」

日本が世界に誇るトップDJ、YOJI BIOMEHANIKAは、1990年代より頭角を現し、00年代に入ると世界の主要なダンスミュージック・フェスに軒並み出演を果たす。当時は海外を拠点に活動し、日本で彼のプレイを体験できるのは非常に貴重なこととされていた。
現在のEDMシーンの先駆者とも言えるレジェンダリーだが、いまなおその楽曲、プレイは磨きがかかる一方で、若いダンスミュージック・リスナーにこそ改めてチェックしてほしいアーティストである。

CHOICE 6
「2015年夏フェスベストダンストラック」にKSUKEの曲がノミネート!? KSUKE最新作の中からどの曲が?
KSUKE “Weightless”

「海外のフェスでも通用するような、アッパーだけど少し切ないメロディを活かした楽曲になっています!」

“Weightless=無重力”のタイトル通り、浮遊感抜群のボーカルトラックとなったKSUKEの最新曲。今夏の様々なフェスやイベントでヘビープレイされること間違いなし。特にKSUKEのプレイでは、ピークタイムにかかるはずなので、ぜひチェックしてほしい!

意外性に富んだ楽曲から納得のトラックまで、KSUKEのバックグラウンドが見え隠れするセレクトとなった第3回目の『RDMS Powered by SMIRNOFF』。EDMシーンのニューヒーローだけに、聴くだけで踊りたくなる楽曲はもちろんのこと、メロディを重視したものが多かったのが特徴的。ビートもビッグフェスを想定した空間的な音色のものが多く、実にKSUKEらしい選曲となったのではないだろうか。また常にシャザムしている(と想定される)KSUKEが、今後どのような楽曲に影響を受け、進化を遂げていくのかにも注目したい!

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