新MCの☆Taku TakahashiとTJOが登場!

毎週迎える全52組のゲストDJ/アーティストが選曲したプレイリストとともに、その“アーティスト像の裏側”= “BEHIND THE MIX”を探っていく『RDMS powered by SMIRNOFF』。

ゲストの選曲から導き出される、バックグラウンド、歴史、価値観、哲学に迫る!

第40回目となる『RDMS powered by SMIRNOFF』は、 MCに☆Taku TakahashiとTJOを迎えリニューアル! 選曲によってバックグラウンドを探るコンセプトは変わらず、これからも毎回ビックゲストに参加いただく予定だが、今回は新MCの自己紹介も兼ねて、2人の選曲をお届け!

CHOICE 1
これぞ青春の1曲
☆Taku Takahashiセレクト: The Pharcyde“Otha Fish”
TJOセレクト: Jamiroquai“Space Cowboy(David Morales Classic Club Remix)”

itunes

Otha Fish
The Pharcyde

ジャンル: ヒップホップ/ラップ, ミュージック, オルタナティブ・ラップ, ウエスト・コースト・ ラップ

TJO: ☆Takuさんのセレクトはファーサイドか。この曲を聴いていたのはいつ頃?

☆Taku: 18歳くらいかな。もうその頃にはDJをやってたよ。

TJO: どんな思い入れがあるの?

☆Taku: ちょうどLAの大学に入る時期で、スヌープ・ドッグとかウエストコーストが全盛期だったんだよね。でも、俺はイーストコーストの方が好きだった(笑) ウエストコーストのなかでもファーサイドは、イーストコーストの匂いがあって好きだったし、彼らが俺の大学でライブしたこともあって、かなり思い出深い曲。

TJO: なるほどね~。俺は初めて買った洋楽のCDがジャミロクワイの“Space Cowboy”。そのカップリングにデヴィッド・モラレスのリミックスが収録されていて、『なんだ!? このかっこいいリミックスは!』って衝撃を受けた。DJをはじめたのが24歳と遅かったんだけど、すごく印象が強くてアナログで最初に買ったのもこの曲だった。

☆Taku: まさに青春の1曲だね!

まずはこれまでの音楽キャリアを形成するにあたって、影響を受けた楽曲をセレクトしてもらった。☆Taku Takahashiがセレクトしたのは、ザ・ファーサイド“Otha Fish”。1992年にリリースした彼らのファーストアルバムにしてヒップホップの名盤『Bizarre Ride II the Pharcyde』に収録されている。
ファーサイドは、J・ディラやザ・ルーツなどをプロデューサーに起用し、1990年代~2000年代のシーンを牽引。メンバーのファットリップは、ケミカル・ブラザーズとコラボするなど、他ジャンルにも大きな影響を及ぼした。
TJOはアシッドジャズの名曲をチョイス。ジャミロクワイのセカンドアルバム『The Return of the Space Cowboy』(1994年)に収録され、後にシングルカット。UKダンスチャートで1位を記録し、彼らの最大のヒット曲のひとつとなった。
原曲の素晴らしさは言わずもがな、ハウスシーンのレジェンドDJであるデヴィッド・モラレスによるリミックスは、スタイリッシュな高揚感が増したフロアユースな仕上がりになっており、TJOをDJへの道へ引き込む曲になった。

CHOICE 2
アーティストとしてターニングポイントになった曲
TJOセレクト: Earth, Wind & Fire“Let’s Groove(TJO & YOSUKE from BLU-SWING Remix)”
☆Taku Takahashiセレクト: Breakbeat Era“Breakbeat Era”

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Let’s Groove(TJO & YOSUKE from BLU-SWING Remix)
Earth, Wind & Fire

ジャンル: R&B/ソウル, ミュージック, ファンク, ロック, ソウル, コンテンポラリー R&B

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Breakbeat Era
Breakbeat Era

ジャンル: ダンス, ミュージック

TJO: この曲は、僕が初めて手掛けたオフィシャルのリミックスの仕事だったんです。大好きなディスコ、しかもアース・ウィンド&ファイアですごく光栄でした。彼らはブラックミュージックやディスコだけではなく、ポップスにも大きな影響を与えたグループだと思うので、本当に嬉しかった。

☆Taku: 原曲とはまた全然ちがう雰囲気になっているよね。僕がセレクトしたのは、ブレイクビート・エラ。m-floを始めてから、R&Bやヒップホップテイストのものばかりをリスニングしてたんだけど、この曲を聴いたときに“学生の頃ってもっと色んな音楽を聞いていたよな”って思い返したという意味で、ターニングポイントだったかな。この曲は、ドラムンベースとかレイブカルチャー、ブレイクビーツ、ヒップホップなど色んな要素が入ってるよね。

ディスコの超名曲にして、永遠の定番である「Let’s Groove」。初めてのオフィシャルリミックスがこの曲とは、なんという幸運だろうか。余程の運がないと巡り合うことのない仕事だが、もちろんTJOのリミキサーとしての実力があってこそ。ターニングポイントになって然るべき1曲だ。
☆Takuがセレクトしたのは、ブレイクビート・エラ。ドラムンベースのオリジネイターの1人であるロニ・サイズがDJダイ、シンガーのレオニー・ロウズとともに結成したユニット。『Breakbeat Era EP』(1998年)に収録。単純なドラムンベースではなく、ボーカルトラックや様々なジャンルのエレメンツが融合したサウンドは、今なお新鮮に聴こえる。

CHOICE 3
DJではかけられないけど、自分的にはかっこいい曲
TJOセレクト: Mura Masa“Love For That feat. Shura”
☆Taku Takahashiセレクト: Dreamon“Collapse”

TJO: ムラマサはずっと前から注目をしていて、今年は『フジロック』の出演も決まったので、もっと話題になると思います。とにかく新しくて、かっこいい。フロアではかけにくいけど、ラウンジとかでプレイしたいなって思っています。

☆Taku: 僕はドリームオンの“Collapse”。DJにもよると思うんだけど、僕のセットでは非常に入れづらい。不思議な曲で、音圧も強くて勢いもあるんだけどね。うまくハマればみんなハッピーになれるんだけど、ハズすとすごく寒いことになっちゃう(笑)

TJO: わかる(笑) お互いにそういう曲を選んだね。

UKから突如シーンに現れた天才ビートメイカー、ムラマサ。彼は2014年、当時18歳の時にリリースした『Soundtrack To A Death』によって、その評価を不動のものにした。今もっともフレッシュなプロデューサーのひとりだ。
TJOセレクトの「Love For That feat. Shura」は、2015年10月にリリースされたばかり。最新曲「What If I Go?」も素晴らしく、どのジャンルにも属さいない唯一無二のサウンドメイクは末恐ろしい。
☆Takuは、「Collapse」をセレクト。スペインの気鋭ビートメイカーであるアリツがリリースした楽曲をもとに、シンガーのドリームオンをフィーチャーして再リリースしたという楽曲。リスナーの視点で聴くと、フロアでかかった時に思いっ切り騒いでしまいそうだが、さすがトップDJ。もっと深いところまで見通した慎重な視点は興味深い。

CHOICE 4
最近のTJOはこんな感じ!最近DJでよくかける曲
Ykiki Beat“Forever(Boys Get Hurt Remix)”

TJO: この曲は本当に大好きで、インディーロックとディスコのおいしいとこどり! 朝方のラストによくかけていて、自分が踊りたくなる曲なんだよね。去年のベストソングにも選んだんだけど、Ykiki Beat(ワイキキ・ビート)は日本のバンドで、リミックスをしたBoys Ger Hurtも日本人。それがまたすごくいい。

“Ykiki Beat=ワイキキ・ビート”。洒落が利いたバンド名に、メンバー5人全員が20代前半。そして、この抜群のキャッチーさとインディー感の融合は、まさに新人類。全編英語詞で、日本人バンドとは思えないサウンド。TJOはさらにそこから一歩踏み込み、日本人DJとして海外レーベルからリリースを重ねるBoys Get Hurtのリミックスをセレクトしてくれた。

CHOICE 5
最近の☆Takuはこんな感じ!最近手掛けたオススメ曲
Faint⋆Star“ネヴァエヴァ(☆Taku Takahashi Remix)”

☆Taku: 僕は自分が手掛けた曲をセレクトしました。本当につい最近リミックスした曲で、これからクラブでかけていくかもしれないですね。

ガールズ・ポップ・デュオFaint⋆Starの最新シングル「ネヴァエヴァ」(4月9日発売)のリミックス曲が、☆Taku Takahashiの直近のお仕事。
2014年にデビュー以来、着実に評価を高めてきたFaint⋆Star。オリジナル楽曲に対して、☆Takuがどのように変化を生んだか聴き比べてみてほしい。

リニューアル1回目は、新MCの2人の選曲をお届けした。毎週末、クラブからフェスまで多くのオーディエンスを熱狂させているトップDJの興味深いバックグラウンドと最新のオススメ楽曲は、音楽ファンにとって垂涎の内容だったはず。
次回以降、そんな彼らがゲストとどのようなトークを展開していくのか、ぜひ注目してほしい!

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