STAY by 池内ヨシカツ Vol.02

TOKYO SCENEがレコメンドする、次世代を担うクラブシーンのクリエイターが毎月1人ずつ登場。tokyoscene.jpのために特別に制作してくれた楽曲の背景についてインタビューした模様をお届けします。楽曲は5月6日までの1ヶ月限定で、フリーダウンロード配信中!

4月のNEXT ARTISTは、数々のグラミー賞受賞アーティストを輩出してきたSpinnin’ Recordsの大会、「Talent pool」にて2位にランクイン。日本人として初の快挙を成し遂げたアーティスト、池内ヨシカツ!2016年4月からTOKYO SCENEの新DJとして登場しているTakeru John Otoguro ことTJOが表参道ARCにてインタビューしました。

映画からインスパイアされることが多いです「この映画を3分の曲にしたらどうなるか?」とか。そういうことを自分の課題としてやっている所もあります。

TJO: 今回TOKYO SCENEのために書き下ろして頂いた楽曲「STAY」。どんなことをイメージして作った曲ですか?

池内: 緩急を付けた展開の曲を作りたくて、サビの部分はベースミュージック系の音を入れてみました。EDMと言われれば、EDMにも聴こえるような仕上がりの曲になったと思います。

TJO: この曲、どういうシチュエーションで聴いて欲しいですか?

池内: クラブでガンガンに踊るというより、じっくり聴いて欲しいかも。

TJO: ここでいきなり質問です!池内さんの「音楽オタク度」は何%?

池内: 難しいですね。ゼロの基準がどこにあるのか?(笑) でも常に新しい音を探していますし、新しい音を求めているから100%じゃないですか?

TJO: 100%!ありがとうございます!ちなみに楽器は演奏できるんですか?

池内: ピアノとギターが弾けます。僕の叔父が作曲家をやってまして、その影響でギターを教えてもらったり。

TJO: そうなんですね。DTMをスタートさせたのはいつ?

池内: 18歳です。

TJO: え!ってことは、2年足らずでSpinnin’ Recordsの大会で2位になったんですか?

池内: はい。

TJO: それはスゴイ!

池内: ありがとうございます!

TJO: スタジオは自分の部屋に構えている感じですか?

池内: 自宅に部屋が2つありまして、そのうちの1つに全ての機材を置いてスタジオにしてます。

TJO: 曲作りってどこから作り始めることが多いですか?メロディから作る人もいれば、ビートから作り始める人もいると思うんですけど。

池内: その時の気分によって変えるんですけど、最近はピアノで打ち込んでから音をハメていくパターンが多いですね。

TJO: なるほど。メロディを最初に打ち込むってことですね。

池内: はい。最初にメロディーをピアノで作ってから音を壊していく感じですね。

TJO: 面白いですね。

池内: やっぱり音色によって聴こえ方が変わってくるんで。ピアノで作っていった方が綺麗にまとまる感じがするんですよね。

TJO: ちなみにサンプリングもするんですか?

池内: たまに昔の曲から使えそうなところを引っ張ってきたりします。

TJO: サンプリングネタで刺激になっている年代の音楽ってあります?

池内: 80年代の曲が意外に使える時が多いですね。狙って使うんじゃなく、加工してハメてみたらうまくいった。みたいな。

TJO: 偶然ぴったりハマったみたいな?

池内: ぴったりじゃなく、調整はするんですけどね(笑)

TJO: でも考えてみたら、80年代の曲ってリバイバルできてるし、結構面白い音が多いですからね。ちなみに1曲作るまでのペースってどれくらいですか?

池内: だいたい1曲作るのに1日ですね。

TJO: お!そんな早いペースで作るんですね?

池内: 逆に1日以上かけてしまうと、曲に「煮詰まってる感」が出てしまうんですよね。なので1日で作り上げて、2日目は聴き直して調整する感じです。

TJO: 面白いですね。その煮詰まった曲は捨ててしまうんですか?

池内: 一応ファイルは残ってるんですけど、開かずの扉みたいな感じです(笑)

TJO: あるある!「初期衝動で作れなかった曲ってどうなんだろう?」って僕も感じる時があります。曲を作る時にインスパイアされるものってありますか?

池内: 映画からインスパイアされることが多いです。「この映画を3分の曲にしたらどうなるか?」とか。そういうことを自分の課題としてやっている所もあります。

TJO: 例えばどんな作品?

池内: 『V フォー・ヴェンデッタ』(『マトリックス』シリーズの監督ウォシャウスキー兄弟が脚本を担当したサスペンス映画)あの映画がすごく好きで。

TJO: わかります!面白いですよね。

池内: あれがすごく好きで。展開があるじゃないですか。終わったと思ったらもう1つ展開がある、みたいな。ああいうものを曲の中でできたらいいなと。

TJO: 最後のシーンも相当ひねってましたからね。で!池内さん。この記事の公開日にパーティーがあるんですよね?

池内: はい。僕がリミックスを担当させて頂いたFaint⋆Starさんというアーティストのリリースパーティーが渋谷のGladであります。お時間ある方はぜひ!

TJO: では、来週は池内さんの音楽のルーツを探りたいと思います。

池内: よろしくお願いします。

ARC ミュージック・ファッション・カルチャーが持つ、既成概念に囚われない自由な発想、止むことの無い探究心、普遍的な美しさ、それらが与えてくれる刺激と発見を愛でる人々が交流し、そこから新たなムーブメントを生み出していく場所、それが「ARC」である。

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